消費者のための流通させる自費出版チェックリスト

◆ 契約の前に注意・確認すべきこと ◆

1.原稿の分量により、出版社から一冊の本になるかどうかのチェックを受ける。

2.出版費用はいくらか。追加料金がかかる場合はどのような場合か。

3.出版費用の内訳を確認する。例えば、原稿整理、校正、組版、印刷、製本、用紙、編集、カバーデザイン、管理等の費用。

4.書店販売する場合、どのような方法で行われるか。

5.倉庫等の在庫管理とその費用。

6.書店流通の場合、取次会社を通して委託配本してもらえるか。その場合、どれくらいの書店数に何部配本してもらえるか。配本について出版社としての見込みはどうか。

7.増刷の決定権は出版社にあるのか、著者にあるのか。増刷に条件はあるのか。費用はかかるのか。

◆ 注意すべき事業者かどうか契約前に見分けるには ◆

1.自費出版ではなく、「著者と費用を分担する」または「費用の一部を負担してもらう共同出版」または「●●出版」という紛らわしい呼称で営業を行っている。

2.書店に並べることをセールスポイントにしている業者だが、並べる書店名とその期間を書面で明らかにできない。

3.書店に対してどのような営業をしているのかという問いに対して、具体的にその内容を答えられないか、FAX営業など実質的に有効でない営業活動の説明を行う。

4.一冊の本になるだけの原稿の分量がないにもかかわらず、契約させようとする。

5.多数のコンテストを主宰し、予選通過の通知を出して期待を煽ったうえで、落選者に対して作品をほめちぎり、費用を分担することを提案して著者から出版費用を出させるような営業を行っている。

6、前払い金をどのように保全しているか明らかでないにもかかわらず、契約時に一括または半金以上の多額の前払い金を要求する。

7.資金がないと言うと、クレジットによる契約を勧め、そのクレジットが消費者用か商行為対応のものかを説明せずに契約させようとする。

8.作業の程度にかかわらず、契約した時点で解約時に一定のキャンセル料が発生する仕組みになっている。

10.出版後に希望すれば、倉庫を公開し本の保管状況を明らかにすることを書面で約束しない。

11.契約書に納期が明記されていない。

12.著作の所有権は誰にあるか、明解な規定がない。