お詫びと陶芸家・上瀧勝治氏について

有田の名工「上瀧勝治作陶展」
少女の紅頬のような「布染彩磁」の優美な世界

 去る3月末に予定していた「プラチナ倶楽部」第2回交流会は諸事情により延期となりましたことをまずご報告させていただきます。参加申込みをされた方、ならびにご協力をいただいた関係者のみなさま方には深くお詫びを申し上げます。

 なかでも、今回陶芸体験の指導を快諾していただいた上瀧(うわたき)勝治先生は3月31日~4月7日まで日本橋三越で個展「上瀧勝治作陶展」が開催されることになっておりました。その忙しいさなかにご協力していただいたことを本当に申し訳なく思っております。


 上瀧氏は1941年に佐賀県有田町に生まれ、73年に千葉県佐倉市に築窯(勝山窯)し独立。78年から田村耕一氏に師事し、「布染彩磁」の研究に打ち込み始め、以後伝統工芸新作展の入選を皮切りに日本伝統工芸展での入選32回、日本陶芸展の入選14回を数え、その作品は東京国立近代美術館にも所蔵されています。

 今回の三越における氏の作陶展はまさにこの「布染彩磁」の醍醐味が味わえました。「布染彩磁」とは正えん脂とよばれる金を原料とし、その独特のえんじ色が作品の奥行きと幅を広げています。上瀧氏が研究されてきた色は紅潮した少女の頬のようにほのかに発色し、布染めによる表現効果が優美な世界を漂わせています。
 上瀧氏の作品に関心をお持ちの方は事務局までお問い合わせください。